2014-12-14から1日間の記事一覧

美しき詩人の愛 6

翌朝ヨハネは、目を覚ますと机に向かい、物語の残りを、一気に書き上げました。 ある日、メトカとマルワの二人が、お昼ご飯を食べに、家に戻ると、お父さんがいました。 お父さんは、力なくうなだれて、何かブツブツと、言っていました。 マルワ「ただいまお…

美しき詩人の愛 5

そしてある日、マグダレーナの前に、フラリとヨハネが現れました。マグダレーナ「どうしてたの、ヨハネ?私、心配してたのよ…。でも、よかった。こうして、姿を見せてくれたんだから。」ヨハネは、目を爛々と輝かせて、言いました。ヨハネ「もう、仕事は終わ…